高校の頃からの男友達。親友って言ってもいいほど気が合って、いつも一緒にバカやって、笑って。大学で離れても、就職しても変わらない関係。『男女の友情なんて信じない』女友達はそう言うけど、私たちにはあるのって、いつも言ってた。二人っきりで飲みに行くのも別に珍しくもないし、お互いの恋の相談もしてた。終電がなければ、アイツのマンションに泊まることだってあった。アイツを一番理解できて、分かり合える女は私なんだって思ってた。リズムなわとび
とりあえず、今すぐここから帰りたい。見なかった事にしたい。この半年、『彼女できた』なんて話、してなかったのに。―――私の知らないその子と寄り添うように指輪を見ているなんて。『やっぱりオマエといると落ち着く』そんな言葉で安心してたなんて。『オマエには何でも言えるし、安心してどんな事でも相談できる』そんな言葉にいい気になってた。―――アイツは最後に私を選ぶんだって、勝手に思ってた。泳ぎダイエット
家に帰って、メイクを落として。一晩中、涙が止まらなくて。泣いて泣いて、泣きまくって分かった事は。友達なんかじゃないっていう私の気持ち。アイツを好きなんだっていう事。どんなに泣いても朝は来て、シャワーを浴びて会社に向かう。金曜日だから週末前の仕事が沢山待っている。満員電車の中でもアイツの事を考えちゃう自分がいる。今度の彼女もどうせ長続きしないんだって思いたいけど、そうじゃないって分かってる。『俺、彼女がどんなに欲しがっても指輪だけはあげないんだ。それが元でケンカして別れたコもいるけど。なんか特別って気がしねぇ? 指輪って』そんなアイツの性格が好きだったから。健康 運動 ダイエット
今さら気づいても遅い?今から好きって伝えてもいい?今の関係が壊れることは分かり切っているけど………。
【久しぶりに飲もうぜ?】超大手企業の秘書課で働いている私に昼休みなんて、あって無いようなモノだって知っているはずなのに。飲みの誘いはいつも昼休みにたった一言だけのメール。場所も時間も何も決めなくても分かり合えるんだ。そして私もそれに答えてしまう。
【了解】
本当は行きたくない、会いたくない。何を言われるのか、想像が当たってほしくないから。自分の気持ちに気がついて、気づいた途端に失恋だなんて悲しいじゃない?でもやっぱり顔が見たい。会いたい。そう思っちゃうんだ。駆け足ダイエット
ちょっとムリを言っていつもより早く会社を出た。行先は社会人になってから通い始めた、おちついた感じのおしゃれなバー。もともとこのバーのマスターが家族ぐるみの知り合いで、私がアイツに紹介した。みんなでワイワイって感じじゃなく、二人で静かに飲む時に使っている。扉を開けるとマスターが微笑んで、「いらっしゃい、茜(あかね)ちゃん」 落ち着いた低い声で言ってくれる。ジョギングダイエット
「今日はテーブル席に。榊(さかき)君もう来てるよ」いつもはカウンターで飲んでいたから、もう4年も通っていたのにテーブル席は初めてだ。マスターに気づかれないように小さく深呼吸をして、息をのんでテーブル席を見渡す。いるかもしれないと思った女性の姿(カゲ)はなく、アイツだけが座ってこっちを向いて、いつもの様に笑顔で私に手を振っていた。
「………俺さ、結婚しようと思ってるんだ」たわいのない話と近況を伝え合っていて、一息ついた所で予想以上の爆弾が投下された。いつも通りに接することが出来ている事に安心していた所だったから、一瞬息をするのを忘れてしまった。「オマエに一番に話したかったから。まだ両親にも言ってないんだ」そう言うと、照れたように頬を染め、笑顔で「驚いた?」なんて言ってくる。ただの友達としてだったらどんなに嬉しかっただろうか。気持に気づいた今、こんな言葉聞きたくなかった。今の私には一番ツライ言葉だよ。快適ダイエット
今さら気づいても遅い?今から好きって伝えてもいい?今の関係が壊れることは分かり切っているけど………。
「明日、両親に紹介しようと思ってんだ」そう照れたように笑うアイツは本当に幸せそうで。取り乱す事だけはしたくなかったから笑顔で答えた。普段のアイツだったら絶対私が笑ってないって気づいただろうけど、それが良いのか悪いのかは分からないけど、今のアイツは気付かない。「私に隠してたなんてドコで知り合った子なのよ」そんな話をしていると、アイツのケータイが着メロを鳴らす。今までは着メロなんて使わないで、すべてただの電子音にしていたから。その甘いメロディが彼女専用のモノだとすぐに分かった。ダンスダイエット
現れたその子は。アイツの歴代の彼女とは全然違う雰囲気で。いつも派手目で今時の女の子ばかりと付き合っていたのに。おとなしそうな、純粋そうな、全然スレていない、女の子だった。「あの子。どう思う?」触れそうなほど近い耳元でそう囁いたアイツは嬉しそうに彼女に手招きする。一瞬表情を強張らせた彼女は、手招きしているアイツにぎこちない笑顔を向けてこっちへ歩いてくる。そりゃ、驚くだろう。恋人が、知らない女の耳元に唇を寄せて親しそうに話している所を見てしまったんだから。勘違いの一つもするだろう。そんな女心に気づかない男じゃないはずなのに、今の浮かれたアイツには気づけない。簡単運動ダイエット
軽く挨拶をして、アイツとは高校の時からの友人と紹介された。付き合い始めて半年になるという4歳年下の彼女、沙耶(さや)さんは、どうやら私の会社での後輩にあたるらしい。だから私には教えなかったと。おなじ会社という事は、ちょっと私の方がマズイかな……。
「それに、ちょうど俺たちが知り合った頃オマエ、盛大に破局してたしなぁ?」私が前の恋の終わりを、もう吹っ切れている事を知っているから、そんなことまで言い出す。「え、あの篠原(しのはら)さんて……」おずおずと、彼女は私を伺うように見上げてくる。やっぱり気づいたか。「篠原? 誰の事?」私は会社では篠原茜と名乗っているから。本名は東条(とうじょう)茜。ダイエットメニュ-
紹介された時は東条と紹介されたけど、やっぱり会社での私を知っているらしい。「あぁ、私の事。会社では篠原って名乗ってるの。母方の姓が篠原」「はぁ? 何で」意味分からんといった顔でアイツは私に説明をしろと促してくる。「就職決まった時言ったでしょ? 名前のおかげだって」そう。『なんでオマエが大企業に受かるんだよ~』と就職活動真っ最中のアイツの愚痴を飲みながら聞いている時に、『名前のおかげじゃないかな?』ととぼけて言っていたのだ。会社の名前と私の名字が一緒だと。まぁ、まったくその通りだったんだけど。ダイエット食
「と言うことで、私の本名は東条茜。内緒にしておいてね?」よく分からないといった顔をしているアイツを無視して、彼女に向って言っておく。知り合って10年以上経つのに、唯一アイツに言わなかった事。それは私が世間でいうところのお嬢様だという事。お嬢様扱いされるのが嫌になって、壊れそうになって、両親に無理を言って高校の3年間だけ普通の高校に行かせてもらったのだ。高校時代に知り合った友人の殆んどは私が東条グループの社長令嬢という事を知らない。ダイエット食品
「あの……専務とはもうご結婚されてたんですね」ちょっとほっとしたような顔で彼女は言う。―――ってちょっと待って? 結婚?「沙耶? 結婚って誰と誰が?」「え、あの……。篠、東条さんとウチ会社の御曹司が………」御曹司で専務って……………はぁっ?!!!!!!!「ちょっと待って。何で急に私が既婚者になっちゃうの? しかも尊(みこと)なんかと!」思わず前のめりになりながら向かいに座る彼女に顔を寄せていると、「茜、落ちつけ。沙耶が怖がってるからちょい離れろ」そう、ぺチンとオデコを押し返される。「この半年位、『男が出来た!』とも『結婚した!』なんて話聞いてなかったけど………」「あ、あの………噂で―――」どうやら、『優秀な美人秘書と2歳年下の専務が付き合っている!』 というような噂が会社中で囁かれているらしい。全然知らなかった事に、思わずテーブルにうなだれてしまった。秘書室には噂なんて流れてこないし。ダイエット食事
「優秀な美人秘書って……。会社の奴ら騙されてんな。 確かに見た目はキレイだけど、日本酒イッキするような奴だぞ? っていうか。なんだよ、茜。 新しい男出来てたのかよ。 しかも御曹司ってすっげ玉の輿じゃん?」顔をあげ、アイツの失礼な発言におろおろしている彼女に真剣な表情を向ける。「それ、まったくの嘘よ。姉弟で結婚なんてありえないでしょ? 私と尊は正真正銘、血のつながった姉弟。だから私は東条って名字。名前を変えていたのは社長令嬢ってだけで、まわりが煩いからなだけ。―――そんな噂が流れてるなんて思わなかったわ。他にも何か私の係わってる噂ってある?」健康食品ダイエット
アイツの方を見ないように、そう尋ねていると、「ちょっと待て。社長令嬢ってオマエ、東条グループのお嬢様だったのか?!」さえぎるように、アイツが会話の間に入って来る。こんな日に、こんなところで、今まで秘密にしていたことがバレてしまうなんて。驚いた顔で、私を見ているアイツに緊張したけど、それと分からないように無表情で、肯定の意を表すようにひとつ頷く。この事を知った途端に友人だった人達は態度を変えていく。それが嫌だったから言わなかった。言えなかった。なのに………。朝だけプチ断食ダイエット
「あんなに大酒飲みで、しっ、しかも、酔っ払って居酒屋のオヤジに絡むような奴が大企業の令嬢ってマジかよ。………ククッ…信じらんねぇな~」日頃の私の酒癖の悪さを思い出したのか、周りに迷惑をかけない程度に笑い出した。「だから名前のお陰なワケか。おい、驚いたぞ。何で今まで言わなかったんだよ」「いちいち言う事でもなくない?」いつもと変わらない態度と言葉に表情には出さなかったけど泣きそうになった。やっぱりアイツのことが好き。そう実感した。果物ダイエット
「まぁそうだけど。でもさぁ、俺がどれだけ就活苦労したか知ってんだろ? ちょっとは助けてやろうとか思わなかったのかよ」ちょっと恨めしそうに言ってくる。「私の手を借りようとするような根性しかないなら、ウチではやっていけないワヨ。ね、沙耶さん?」とニヤリと笑いながらウチの会社の厳しさを知っているだろう彼女にも同意を得て、話を他に変えていった。二人の馴れ初めを聞いたり、アイツの学生時代のバカ話を彼女に暴露したり、正直、苦痛な時間を過ごした。苦瓜ダイエット
十一時を過ぎた頃、「源十郎(げんじゅうろう)さん、私そろそろ……」「ん? あ、そうだな。もうこんな時間か」
――――衝撃的だった。 いや、打ちのめされた気分だ。
アイツが名前を呼ばせているという事実に。アイツの名前は榊 源十郎という。アイツはお祖父さんにとって十人目の孫だったらしく、お祖父さんが名付けたと、学生の時、教えてくれた。源十郎という名前を嫌っているアイツは誰にも、名前では呼ばせなかった。たとえ彼女でも。私も他の仲間も、通常ではサカキと呼んでるけど、酔っている時にふざけて”源ちゃん”と呼ぶだけで本気で嫌な顔をされていたのだ。アイツと彼女が帰った後、私はそのままバーに残る事にした。席はカウンターに変えた。ニガウリダイエット
というか、駅まで一緒に行く事が出来そうもなかったから。「おつかれさま」声のするほうを見上げると、マスターがいつものやさしい笑顔でカクテルを一杯テーブルに置いてくれた。何も言わなくても、マスターは私の気持ちに気づいているんだろう。沈みゆく太陽と夕焼けをイメージして作られた色鮮やかなこのカクテルは、口当たりがよく、アルコール度数も高くなく、酸味が程よくきいてさっぱりとしている。マスターはいつも茜の名に合わせてこのカクテルを出してくれる。トマトダイエット
「マスター、今日はもっと強いのがいいな」「今日はこの一杯だけにして、家に帰ってゆっくりしたほうがいいんじゃない? 少し目が腫れてる。昨日、寝てない?」苦笑しながら、でも心配そうにマスターは見つめている。全くその通りだったから、苦笑いを返した。「………マスター。私ってニブイのかなぁ?」ぐいっと、入れてもらったカクテルを一気に飲みほす。
「気づいた途端に失恋確実って、もう戻ることもできないしどうしたらいいんだろうね……」ほんとにどうしたらいいんだろう。私はどうしたいんだろう。「知り合ってもう10年過ぎてるのに、いつから好きだったんだろう。なんで今まで気づかなかったんだろう」いままで我慢していた涙が静かに溢れ出てくる。簡単ダイエットメニュー
今さら気づいても遅い?今から好きって伝えてもいい?今の関係が壊れることは分かり切っているけど………。「それでも進むしかないんだよ」「――――気持ちを伝えるにしろ、伝えないで自分の中だけで終わらせるにしろ、進むしかないんだ。時間は止められないからね……」遠くを見るようにマスターはそう言うと、他の店員さんからオーダー表を受け取り、シェーカーを振り始めた。きゅうりダイエット
9歳年上のマスターが、私が幼い頃から姉のように慕っていた女性に長い片思いをしていた事を密かに知っている。そして、その女性がマスターのそれよりも、もっともっと長い時間1人の男性を見つめていた事も。「アイツ……、サカキね、知り合ってから今まで私の家の事とか何も言ってなかったんだけど、今日バレちゃって。 それでも、何にも変わらなかった。 普段道理だった。 高校時代にできた友達はもちろん殆んどが知らないんだけど、知っちゃった子は、態度とかやっぱり変わっちゃってたんだ」緑茶ダイエット
「榊君は家柄や自分の損得で友人を選んだりする子じゃないからね」「それって簡単にできることじゃないよね」だからこそ困る。気持ちを伝えて、その心とともにこの大事な友人をも失ってしまう事が怖い。 「ねぇ、マスター? 叶わないって分かっている事を実行する事に意味はあるのかな」アイツの彼女への本気度は分かっているのに。 私が入り込む隙間なんて無いって分かっているのに。この気持ちをうやむやになんかできない。 紅茶ダイエット
「―――――自分の気持ち次第だね」「行動する事によって、気持の持ち方が変わってくる事もあるし、行動しない事によって守られる気持もあるからね」気持ちを伝えて、大事な友人関係を壊してまで、心にケリをつけるか。気持ちを伝えない事によって、今の関係を維持する事。私とアイツの性格から、気持を伝えた後に今までの関係は確実に望めないから。本当は、アイツの心を女性として掴みたいんだけど。局部ダイエット
「cry for the moon――――……この言葉がぴったりね」「茜ちゃん、なにごとも100%って事はないんだよ」
―――――…それでも…………今回ばかりは負け戦確実。
「マスター、後一杯飲んだら帰るから。すっごく甘くて、でもキッツイやつお願いします」溢れる涙を拭って、決意表明のように上手に笑顔をつくった。自分の性格上、何もしないで終わらせるって事は出来そうにもないのは分かっている。もし、気持を伝えたらどうなるんだろう。アイツはどんな顔をするんだろう。驚いた顔をするのか、困った顔をするのか。そして、どう答えるんだろう。でも、それでも今から好きって伝えてもいい?今の関係が壊れることは分かり切っているけど………。部分痩せダイエット